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10月16日吹屋満喫してきました。

  • 管理人
  • 2022年10月16日
  • 読了時間: 3分

こんにちは☺️

10月16日(日)は気持ちの良い秋晴れの中、第4回備中たかはしまるごとキャンパスIN吹屋を開催しました。

















【今年4月にリニューアルオープンした旧吹屋小学校前で集合写真】

今回は吉備国際大学の学生さん、高梁高校の高校生が20名近く参加してくれました。

午前中はベンガラ焼きの陶芸館で行われている1年に1回の焼き窯への火入れ作業を体験させていただきました。



































1200度以上の高温を保つために、2分おきに薪をくべ、釜の中の温度を保ちます。

釜焼きは2日間通して焼き続けます。つまり2分おきに薪をくべるということは、夜も寝ずの番で交代しながらの作業をするそうです。

このような過酷な火入れをする理由として、限られた場所にコンパクトに釜を作ったため、薪をくべる間隔がみじかくなってしまうという事情があるそうです。

参加者は「なぜ高温にしないといけないのか」「焼き釜の上に置かれているお酒はなんのためなのか」「眠くないんですか」など積極的に質問しているのが印象的でした。

日々、学校生活を送っているだけではなかなか体験できないことを体験でき、参加者の学生も引率の私もとても充実した時間を過ごせました。

今回の焼き釜の中にはおおよそ300点の作品が入っているそうです。

来年は作品作りから参加させてもらい、自分たちの手で焼きたいですね。



















午後からは吹屋ふるさと村を訪れて、村長の戸田村長や、吹屋に移住してきたばかりのなべちゃんに吹屋の歴史や、吹屋の人々の日本遺産登録への努力など、ガイドをしてもらいながら色々聞かせていただきました。


















吹屋ふるさと村に残されている栄えていた町並みの名残などを、面白おかしくクイズなどを取り入れながら案内していただきました。


















【まるで山城!?八つ墓村の映画ロケ地にもなった広兼邸】


最後は10年前まで現役で児童が通っていた旧吹屋小学校の中を見学しました。

吹屋小学校は今年の4月に改修工事が終わり、リニューアルオープンしたばかりの観光施設です。

当時の児童が使っていた学習用具や、2階から1階まで穴があいた、床板の「ふし」や、当時の机を再現した学習机はどこをみてもノスタルジックで、海外からの留学生も「古い日本の学校の良さ」を五感で楽しんでいました。

















































吹屋の町並みががこのままの姿で残ることができた理由や、今後吹屋がどう変わっていくかについて実際に今でも住われている住民の方の話は、パンフレットを読むだけではわからなかったことです。

フィールドワークの大切さを改めて感じました。


最後は布寄(ふより)地域にある大迫力の「夫婦岩(めおと)を見に行きました。

夫婦岩は鬼になった夫婦が子供の鎮魂のために川から大きな岩を持ち上げたという、日本昔話にもなったエピソードがあります。
































この素晴らしい景色にももちろん感動でしたが、留学生は夫婦という漢字が「ふうふ」以外に「めおと」と読むことにびっくりしていて「漢字の勉強になった」と喜んでいました。

人ぞれぞれ学びが違うところがまるごとキャンパスの醍醐味だなと感じた場面でした。


皆様のご参加お待ちしております。

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