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2月11日(土)まるごとキャンパスIN成羽町 

  • スタッフ
  • 2023年2月11日
  • 読了時間: 3分

こんにちは☺️

春日和な2月11日(土)に第6回まるごとキャンパスIN成羽町に行ってきました!!


成羽町では高梁の地酒である白菊酒造さんの日本酒づくりと、成羽町発祥の伝統芸能「備中神楽」について学んできましたので報告します☺️


午前中の白菊酒造さんでは、日本酒ができるまでの過程や、いかに岡山県が日本酒作りに適しているかなどを渡辺社長さんからお話いただきました。













岡山県では瀬戸内の気候が酒米づくりに適しているようで、白菊酒造でも使用している酒米「雄町 おまち」と「山田錦」の両方が生産できる唯一の生産地ということを学び、参加者からも「知らなかった!」と声があがっていました。

また、新製品への挑戦や海外進出の話などを聞かせていただき、海外へ品質を保ったまま日本酒を輸送する大変さや、海外の人の嬉しい反応などを知ると、なぜか同じ高梁市民として誇らしいものがありました。白菊さんの挑戦を今後も応援したいですね☺️


そのあとはいよいよ酒蔵見学へ!

清潔を保つためにヘアキャップとシューズカバーを身につけいざ酒蔵へ。













蒸した酒米に麹菌を混ぜてできた、できたて麹を試食させていただきました。













麹は噛めばかむほど甘く、焼き栗のような香ばしさもあり、ついついおかわりしてしまう参加者が続出していました!これ商品化したらいいのにな・・・・


さまざま過程を経て日本酒になっていく様子を見学させてもらいました。

当初の予定は最後に蒸し立ての酒米を試食させてもらい、普段食べている白米と何が違うのかを体験する予定でしたが、今日はなんと奇跡的に新酒のしぼりを始めた日であるということで、搾りたてのお酒、いわゆる「大吟醸」ができる日に当たりました!!

未成年は試飲ができないので、搾りたての果物の匂いがする「香り」を体験しました。













筆者は一滴もお酒が飲めず、お酒の匂いも苦手なのですが、この「大吟醸」の匂いはとてもフルーティーでずっと嗅いでいたくなる香りでした。

ぜひ未成年の参加者も成人したら高梁の地酒を楽しんでほしいですね。


午後からは重要無形民族文化財に指定されている「備中神楽」を次世代に残すために、神楽太夫(かぐらだゆう)という舞い手を育てている「成羽子ども神楽育成会」の大塚先生に備中神楽について教えていただきました。













200年前に西林國橋(にしばやし こっきょう)さんという神主さんが、古事記などの伝承をもとに創作したのが備中神楽の発祥であり、その舞い方は現在まで一切変わることなく受け継がれているそうです。

昔は今のように「四季」や気象予報という概念がなく、日照りが続く暑い日や、雨が降りしきる日、雪が降る日といったように、天気が乱れるのは神の怒りであると考えられ、神様にどうか落ち着いた天気にしてくださいと奉納したのが神楽ということを学びました。

私たちの時代では当たり前の考えが、技術や知識が違う時代だと、頼るものがかわるということを大塚先生の話から学ばせていただきました。













参加した留学生は素盞嗚(すさのうのみこと)の衣装を身に付けさせてもらい、太鼓のリズムに合わせて舞う体験をさせてもらいました。

以前子ども神楽のイベントで観たことがあったそうで、なかなか様になっていました。


大塚さんは備中神楽を通して神楽の伝統だけではなく、「礼儀」「感謝」という人として身に付けてほしい作法も伝えていきたいと話されておりました。

今季のまるごとキャンパスはこれにて終了ですが、来年度も継続していきたいと思っておりますので、学生の皆様!!参加お待ちしております☺️



今回のまるごとキャンパス開催にあたり、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

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